【翻譯版】
「王子...」
「我接下來...該怎麼辦才好?」
突然間怎麼啦?我反問道,拉碧斯才支支吾吾地開始說起
「再過不久...將舉辦一個宴會邀請白色帝國那些傢伙」
「...對吧?」
對...對啊,我搞不清楚她這麼問的目的,猶豫了片刻才回覆她
「離那天也不遠了,我是否...能好好表現出人類該有的行為舉止呢?」
「嗯...?」
「為什麼你這麼驚訝?」
「我表現得像個人類有什麼好奇怪的嗎?」
不,我並沒有那個意思
拉碧斯試圖想融入人類的生活,讓我感到挺意外的
「你這傢伙,把我當成什麼啦?」
「雖然我是從魔界那邊過來的,但這種相對應的禮節我還是有的」
「況且...在帝國那還有我重要的朋友」
「我不想讓那傢伙,看到我丟臉的一面」
「難道這樣想,有什麼奇怪的嗎?」
聽到拉碧斯面無表情地說出那些話,讓我感到莫名的感動
我趕緊回覆她,完全不奇怪,並表示既然你想這麼做,我也會毫不保留的幫助你的
「這樣啊,那還真是感激不盡」
「那首先,是關於餐桌禮儀的部份」
「用哪隻手抓食物才是符合禮儀的?」
為什麼拉碧斯會問這個,我還搞不明白
難道是在指吃麵包或是吃水果的事情嗎?
「蛤?麵包?不是,我不是只有指那個軟軟的食物...說到這個我不管吃什麼東西都是用手去摸的」
「什麼?從一開始就不對了!?」
「嗯...」
「當初照料我的安娜她們,倒是沒和我提起過這一點」
「不對喔,當初剛來到這裡用餐時,好像有聽她們和我提起過什麼」
「對齁,那個時候...」
「她們遞給我名為刀子和叉子的奇怪武器,我以為她們想對我幹嘛差點就發動我的力量了」
「真是的,自從那件事過後,安娜和凱蒂就很少與我接觸了,難道那些傢伙想某殺我拉碧斯不成?」
她們怎麼可能做出這種事,我一邊回覆她,一邊理解到自己有多麼不了解拉碧斯的異常之處
本來是想全權交給女性陣營去處理的,沒想到卻發展成這樣...
「你說什麼!?」
「想要在人界好好吃東西,必須好好使用刀子和叉子...還有那個叫做湯子的才行?」
「為什麼?」
「不直接感受大地給予的恩惠,你們都是這樣進食的嗎?」
「實在是難以理解...」
「說到底進食只不過是滿足味覺和填飽肚子的行為罷了」
「算了,事到如今跟你們提倡這些也沒什麼意義了吧」
「王子,已經沒什麼時間了,在帝國那些人過來之前,趕緊把人界禮儀相關的知識都通通告訴我」
「什麼!?」
「你說重要的是,要有一顆尊重對方的心...?」
「那種免俗客套的就不了」
「快點,趕緊準備教我」
「總之今天就先好好學習關於用餐的禮儀」
「再來,明天則是要學ーー」
在那之後,拉碧斯繼續和我講述了各式各樣她應該要學習的東西
看到她在這個奇怪的地方燃起了幹勁,我實在是不下心來,於是我決定陪著她,向她講解了有關這個世界中各式各樣的常識
【原文】【ラピス:暫譯 拉碧斯】【クイティ:暫譯 凱蒂】
「王子...」
「わたしは...どうしたらいいのだ?」
いきなりなんだ、と聞き返すと、ラピスはぽつぽつと喋り始めた。
「今度...王國は、白の帝國の者たちとの新睦を深める為の會食を行う」
「...だな?」
ああ、と俺は彼女の真意が分からず、少しだけ遅れて返事をする。
「もう少しでその日を迎えるわけだが、わたしは、ちゃんと人間らしく振る舞えるだろうか?」
「...ん?」
「何を驚いている?」
「私が人間らしく振る舞おうとしてはいけないのか?」
いや、そういうことではない。
ラピスが人間の慣習に合わせようとすることが何だか意外だったのだ
「私を何だと思ってるのだ、お前は?」
「いくら魔界の者といえど、ある程度の節度はおきまえているつもりだ」
「...それに帝國には大事な友人がいる」
「あいつに、恥ずかしところは見せたくない」
「そう思うのはいけないことか?」
無表情でそう言うラピスに俺は妙な感動を覚えていた
全く悪いことなどない、とラピスに応じ、そういうことなら協力は惜しまないと伝える。
「そうか。それは有難いな」
「で、まずは食事の作法なのだが」
「どちらの手で食べ物を摑むのが禮儀正しいのだ?」
ラピスの質問の意図が分からない。
パンや果物を食べる時のことを言ってるのだろうか?
「...え?パン?いや、あのふわふわとした食べ物以外も...、というより私は全て食事において手で食べ物に觸れる」
「...は?、その時點でおかしい?」
「...むぅ」
「世話をしてくれている給仕やアンナ達には、注意されたことはないのだがな」
「...いや、ここに來て最初の食事の時に、何か色々と言われたような気もするな」
「そう、たしかあの時は...」
「ナイフとかフォークだとか言う名の、奇妙な武器を差し向けてきたから、敵意があるのかと思って我が力を発動しかけたのだった」
「まったく...あれ以來、アンナもクイティもわたしにはあまり関わらなくなったのだが、あいつらはこのラピスを謀殺しようとでもいうのか?」
そんなことあるわけがないだろ、と返しつつ、自分がいかにラピスという存在の異常さを理解していなかったのかを知ってしまう。
女性陣たちに様々な対応を任せていたが、まさかこんなことになっていたとは...。
「...なんだと?」
「人間界の食事では、ちゃんとナイフやフォーク...、それにスプーンというものを使わなくてはいけないのか?」
「何故だ?」
「大地の恵みに直接觸れずして、お前たちは食事をするというのか?」
「...理解に苦しむな」
「食事とは味覚や空腹を満たす為だけの行為ではないというのに」
「まあいい、今さらそんなことを說いたところで意味など無いのだろうしな」
「王子、時間がない。帝國の者たちと會う前に、人間界の禮儀をわたしに教え込め」
「...なに?」
「大事なのは、相手を思いやる心...?」
「そういうのはいい」
「ほら、さっさと教える用意をしろ」
「とりあえずは食事の禮儀作法を今日中に覚える」
「そして、明日ーー」
その後も色々と覚えるべきことをラピスは俺に語って聞かせる。
そんな妙な一生懸命さを見せるラピスが何だか放っておけなくて、俺はしばらくの間、彼女にこの世界での様々な常識を教えてあげることにするのだった。