突然、君が浮いた。 ほんの3センチ浮いた
「どうして浮いたのかな?」なんて はじめは笑ってた
▏突然的,你飄了起來,距離地面飄起了小小的三公分,
▏「到底為什麼會飄起來呢?」一開始我還這麼嬉弄著。
突然、君は浮いた。 今度は10センチ浮いた
「このまま鳥になろう」なんて はじめは笑ってた
▏忽然的,你飄了起來,這次離地面飄起了十公分,
▏「乾脆就這樣變成鳥兒好了。」一開始,我也只是笑著聽你這麼說。
嬉しそうな顔見て 不安になった
「大丈夫 赤いヒモを 結わえておくから」
▏看著你開心的表情,我卻越來越不安,
▏「別擔心,我會把這條紅色的線繫在妳手上的。」(於是你這麼說)
ふわり ふわり ぎこちなく動く君見てなぜか
出會ったころのふたりの姿重ねて消した
▏飄啊飄、飄啊飄,看著在空中胡亂動作的你,
▏不知為何彼此相遇時的身影,就這樣在眼前重疊後,消失了。
※
今日も 君が浮いた。 わたしの肩まで浮いた
「どこまで行けるかな」なんて 得意げに笑ってる
▏今天,你也飄了起來,飄到了我肩膀的高度,
▏「到底可以飄的多高呢?」你得意的笑著。
また今日君が浮いた。 あの木より高く浮いた
「このまま宇宙まで行こう」なんて 聞こえないフリした
▏今天你又飄起來了,這次飄的比那棵樹還要高。
▏「就這樣一直飄到宇宙去吧」什麼的,我只是假裝什麼也沒聽見。
飛んで行ってしまいそうで 胸が痛くなった
「大丈夫 赤いヒモを 垂らしておくから」
▏你好像會就這樣子飛走,於是我的胸口越來越難受,
▏「別擔心,我回垂下一條紅色的線給妳抓著。」(看著這樣的我,你這麼說)
ふわり ふわり 風のように
泳ぐ君見てたら つい
「そちらの眺めはどうですか?」
訊いて どうする???わたし。
▏輕飄飄、輕飄飄,看著像是風一樣在空中游泳的你,
▏我不禁這麼問:「上面的風景怎麼樣?」但我問這個又有什麼意義?
伸びきってた赤いヒモと それをひくわたしの手と
???なんかさ もう、ね そう これじゃあ
まるで風船じゃないか。
▏那緊繃的紅線,與我牽著紅線的手,
▏……欸,真是,怎麼說,對了,這樣不就像是顆氣球嗎?
子供のころ 大好きだった風船はいつも
気づけばふわふわ どこかに飛んでいって消えてしまった
手をはなしてしまったのか ヒモがほつれてしまったのか
わからないの だけどもう
▏兒時最喜歡的氣球,
▏總是在不知不覺間飛啊飛的消失了,
▏是不小心放開了手還是繩子鬆掉了,
▏我永遠都不知道,但——
手をはなしてしまったのか
ヒモがほつれてしまったのか
わからないの だけどもう
君は どこかへ消えた
▏到底是不小心鬆開了手,還是繩子斷掉了,
▏我永遠都後知後覺,但,你早已飄遠消失在天空的某個地方了。
もっと大切に摑んでれば良かったのかな?
本當は恐かったんだ。
そのまま しぼんでしまう事のほうが。
▏是不是該更珍惜的抓著比較好呢?
▏然而(比起你/氣球飄走)我更害怕的事情其實,
▏是你會就這樣在我的手中,洩了氣。