ありふれたいつも通(どお)りの生活(せいかつ)
一如往常的平淡生活
皿(さら)から赤(あか)い果実(かじつ)が不意(ふい)に
盤中的紅色果實
こぼれ落(お)ちた 転(ころ)がってった
意外地滾落下來了
汚(よご)れに塗れて駄目(だめ)になった
沾染上髒污，不能再吃了
口下手同士(くちべたどうし)の會話(かいわ)
不善言談的人們，閒語紛飛
私(わたし)にはどこか居心地(いごこち)が良(よ)かったんだ
這就是我感到舒適的地方
記憶(きおく)と體溫(たいおん)
記憶與體溫
一人(ひとり)でどうやって生(い)きてきたかを覚(おぼ)えてない
獨自一人、該怎麼活下去都快忘了
焦(あせ)るたび解(と)けてった愛情(あいじょう)
焦急想解明的愛情
正(ただ)しさを取(と)り零(こぼ)すことばっかだ
在本該獲勝的勝負中，颯爽落敗
不器用(ぶきよう)だ
「太沒用了。」
窓越(まどご)しに映(うつ)る眠(ねむ)らない空(そら)の移(うつ)り変(かわ)りのように
望向窗外，天空彷彿睡不著般翻來覆去
ずれていった仄暗(ほのぐら)い方(ほう)へ
脫離了陰暗的一方
深(ふか)く無為(むい)に沈(しず)み込(こ)んだ
陷入了無為的無底洞
夜(よる)の縫(ぬ)い目(め)もわからないほど
再也見不到一絲光明
もう本當(ほんとう)は何(なに)もかも全(すべ)て消(け)して
真的，甚麼都消失了
不覚(ふかく)のままただただ溺(おぼ)れたい
所以就讓我保持著無知，一直沉溺下去吧
慰(なぐさ)めでも それでいいよ
即便只是安慰也好…
取(と)れないよ もうさ
已經，無法再取回了
染(し)みは奧(おく)に潛(もぐ)り込(こ)んでいた
潛入汙穢深處
余韻(よいん)を黙(だま)らせて
把餘音弄沉默
耳鳴(みみな)りが悩(なや)みの種(たね)だから
耳中的聲音正是困擾我的原因
思慮(しりょ) 計畫(けいかく) 本當(ほんとう)
思考、計畫、真實
意味(いみ)がないよ 意味(いみ)がないよ
毫無意義、毫無意義
あなたが私(わたし)なしで大丈夫(だいじょうぶ)とわかるのも悲(かな)しいよ
你已經沒有我也沒關係了，我感覺落寞
文脈(ぶんみゃく)がバラバラ(ばらばら)になって
語意變得破碎
言葉(ことば)たちがたゆたうなら
言語中帶著顫抖的話
全(ぜん)部(ぶ)並(なら)び替(か)えたくて
那就全部重新排列吧
意味(いみ)のない文字列(もじれつ)へと
無意義的文句...
足掻(あが)いて もがいて
咀嚼著、掙扎著
埋(う)め合(あ)わせたって
「這是給予我的補償?」
得心(とくしん)がいかない
無法駕馭身心
馬鹿(ばか)だ 弱(よわ)すぎる
「太蠢了，太弱了。」
寄(よ)る辺(べ)も持(も)たずに瞬(またた)く星(ほし)をなぞる
倚靠此處生存的人們 描繪閃爍的星芒
縫(ぬ)い付(つ)けるように
為傷痕與傷口仔細清理
傷(きず)や穴(あな)を星座(せいざ)で塞(ふさ)いで
塞入星座，縫上傷口
區(く)切(ぎ)り分(わ)けてしまいたいよ
「整個切開也可以喔!」
忘(わす)れたいこと /(／) 忘(わす)れないこと
想忘記的事物，忘不得的事物
麻酔(ますい)すらもきかぬ感傷(かんしょう)は
甚至連麻醉也無用的感傷
水(みず)の澱(おり)の底(そこ)へただただ沈(しず)めて
於河水的暗潮中靜靜沉沒
終(お)わりにしよう それでいいよ
「終結一切吧，那也不錯。」
海沿(うみぞ)いを手(て)を取(と)り歩(ある)いたこと
岸邊牽手散步，這樣的事
脊髄(せきずい)の奧(おく)まで震(ふる)えたこと
或者震懾至脊髓深處的事
目蓋裏(まぶたうら)に仕舞(しま)っとくよ
都將在眼簾謝幕的一刻，全部結束
いつしか寶石(ほうせき)になるように
「遲早會變得跟璀璨的寶石一樣。」
想(おも)い出(で)の色(いろ)はきっと限(かぎ)りなく
預想中的未來充滿無限可能
透明(とうめい)に近(ちか)い 消(き)えそうなほど
幾近透明，彷彿快消失般
無意味(むいみ)の中(なか)に確(たし)かに光(ひか)っている
深淵之中確實有著一束光
続(つづ)く青(あお) 動(うご)く鼓動(こどう)
繼起的靛藍，跳動的心臟
命(いのち)を綴(つづ)る 世界(せかい)を捲(めく)る
續寫命途，捲入世界
ひとつのおわり ひとつのはじまり
一個人的開始，伴隨一個人的結束
振(ふ)り返(かえ)らず さよなら私(わたし)
重新啟程，與自己道別。
