さらば、2024年のGW。
またいつか會いしましょう。
こんにちは。明日から現実が押し寄せてきて何もかも2年後に飛ばしたい奈須きのこです。
とはいえ今年はまだ始まったばかりだし6月にはエルデンがあるし楽しい事も
たくさんあったので未來の自分へのパスはもう少し我慢しようと思います。
◆
ではいつもの私生活報告から。
?『Thisコミュニケーション』
ついに終わってしまった……。完結、嬉しくもあり寂しくもある……。
人類滅亡おつかれさまから始まる、奇跡のサバイバルバトルミステリーホラーエンタメ。
あくまで個人の感想ですが、このジャンルにおいてThisコミの代わりになる漫畫はないし、
この先Thisコミを越えるものはない、と思ってしまうほどの怪作でした。
連載開始時に話題になった一話からメチャクチャ面白くて引き込まれたものの、
「しかしこの設定でどうやって連載していくんだ?
マンネリになったらその時點で臺無しになる話だぞ?」
と読者の方が不安になるくらいソリッドなシチューエーションと主人公でしたが、全12巻、
一切スピードを落とさず、ブレもなく魅力も損なわず、素晴らしい地點まで駆け抜けていきました。
デルウハ殿が見た最期の景色はこの作品のゴールに相応しい、
清涼感と達成感と寂寥感、すべてが詰まった素晴らしい4ページ。
もっとデルウハとハントレスたちと所長のパニック(コメディ)サバイバルを見たかったけど、
『できることを淡々と、當然のようにやった』エンディングの満足感の前ではそんな未練も消えてしまいました。
まさに『Thisコミュニケーション』。
互いの価値観?人間性は違っても、ダイスは転がっていくのです。
?『僕が戀するコズミックスター』
3巻の帯を書かせていただきました! やったね!
一巻の時に「明確な悪役がいなくともヒーローはヒーローなのだ」と紹介したな。
あれはホントだけど3巻では噓だ。いやヴィランはまだいないが戦わないと解決できない狀況はやってくるのだ。
そして、その上でやっぱり気持ちのいいボーイミーツガールなンだ……!
はじめはキャラクターの魅力にKOされましたが、巻を増すごとにどんどんスターと叡智を
取り巻く環境が魅力的になっていきます。
私は星(スター)を擬人化したようなヒロインに弱くてね……もっとスターのテレ顔〔※蘑菇原先是寫テレが御〕が見たいんじゃよ……みんな読んでね!
最近、邪悪なスターを書いた反動ではない。
◆
ではいつもの製作こぼれ話をば。
?オルガマリークエスト2
クリスマスイベだったので5kbぐらいでまとめる予定でしたが、思いのほかテキスト量が増えてしまいました。
やはりオルガマリーだとセリフのノビが違う……あの顔見てるだけで勝手にテキストが増えていく……おかしい、ただのやりこみバトルのはずなのに……。
今回のバトルは前回の悪かったところを改良してもらい、問題點も少なくなったと思います。
難易度はそのままですが、いつでも気軽にトライできる仕様です。
「よし。今日は30分かけて大統領とわかりあってみるか」
と時間に余裕がある時にお楽しみください。
勝つとマテリアルに情報が載るのでそちらもお楽しみください。
ほんとは遺分體ごとに足形を載せたかったけどみんな同じ足形なので斷念した。
?アフターナイト
GWと夏イベの趣旨は「プレイヤーに疑似旅行を楽しんでもらう」事なんですが、
今回はそれを踏まえて溫泉宿を舞臺にしました。
2年前に「まほよコラボやって」と言われた時は
「ドイツの古城で、中世の魔女狩りの代名詞であるクラーマー相手にサイレントヒルやるか……」
くらいの気持ちだったのですが、色々あって溫泉になりました。
昭和感を出すには日本の溫泉宿の方が効果的だし、ふと『駒鳥は見た! 魔法使いは5度死ぬ』
というタイトルが頭に浮かんで、これはもうやるしかないな、と。
ギリギリまで『5度死ぬ』のままだったのですが、ネタバレになるのであえて2度に落としました。噓は言っていない。
サーヴァント設定の話。
今ある情報だけで性能をあてこんだらあまり魅力的にはならなかったので、開き直って全部やる事にしました。
気持ち的には『魔法使いの夜 6』くらいで。
高校生活後のキャラクターたちの行き先は決まっていたので、そこからはめっちゃ早かったと思います。
ちなみに木乃美が○○になってたのは『魔法使いの夜 初回特典 映畫パンフ本』にのってるよ。金鹿の項目を見るンだ。
草十郎のスキル名はああいった武蕓があるわけではなく、あえて名付けるならこういう感じ、というもの。
スキル3の説明は山の人々に検閲された後のものです。
またS青子のスキル2〔※蘑菇原先是寫スキル2〕ですが、さすがにあれは意味不明なので補足というかネタばらしを……。
我々のいる銀河は天の川銀河なんですが、遙かな時間に行ってしまった者がなんかすっごく
遠くなってしまった故郷を探している、といった意味合いです。
両儀さん。
この狀況だと式は男口調なんだけど、『両儀式』として『FGO』に出演した事はなかったので、
夢の『両儀式「 」さん ver.』でいきました。
らっきょ本編の時系列とは違うし、そこはスターシステムという事で……。
士郎さん。
士郎もスターシステムですが、こちらはFateの世界線の士郎ではありません。
違う世界?違う年代に生まれて、それなりにFateな冒険をした後に老成しいた士郎さん、としています。
名字を出さなかったのはそのためです。
イシュタリンさん。
めっちゃ可愛かったよね、12才カウガール。
『若返りの秘湯』のギミックのためにイシュタルではなくスペイシュをチョイスしました。
なぜって、SW2の時に中學生リンの立ち絵があったからね!
なので森井さんには「女子校リンの立ち絵に、表情差分3枚をお願いします」とお話したら、
高速で完全書き下ろし新規立ち絵が返ってきました。
ポース差分も表示用差分も沢山ありました。化け物め。いつもありがとう!
1999年の話。
あの特異點で死亡したのはひとりだけ。
マテリアルでも提示していますが、有珠は何やっても死なない事を
あの時の草十郎は知っているので、仮死狀態であろう有珠の體を回収に行ったのです。
その後にあのシーンに出くわして
「ここで青子をフォローすれば解決してくれるだろう。結果的に有珠も助かる」と決斷しました。
『星が瞬くこんな夜に』
今回のラスボス戦のバトルステージ、あの開始演出がしたかった。
一番の懸念は會社がらみ?契約がらみで曲が使えないかも……という事でしたが、
打診したところryoさんは使用を快くOKしてくれました。
ありがとう、ありがとう!
思い起こせば10年以前。
「昭和が舞臺の話だからこそ、EDは最新の歌を」と考え、
アニプレックスさん経由でSupercellさんにED曲の製作をお願いしました。
ダメもとのお願いでしたがryoさんは真摯に、全力で取り組んでくれて、あの曲が送られてきました。
はじめてサンプルを聴いた時、キラキラと世界が輝いて見えました。古いカラーのまほよに新しい色が加わったと震えたものです。
今回、あの時の感動をゲーム上で表現できれば、と思いラストの演出に焦點をあててイベント製作をしました。
恩返しになっていれば幸いです。
ゲーム版の『星が瞬くこんな夜に』もいいけど、アルバム収録の方もいいぞ! 聴いてね!
◆
そんなわけで4月は過ぎていったのでした。
また暑くなった頃にお會いしましょう。
有珠の第三臨はどういう事かって?
それはいつか、次の夜でね。
再會了,2024年的黃金週。
有朝一日再相逢吧。
您好。這裡是從明天起就被趕回現實想拋下一切飛躍至2年後的奈須蘑菇。
雖說如此畢竟今年也才剛開始,6月也還有艾爾登法還這類許多能期待的事情,覺得自己朝向未來的巴士還能稍微再等一下。
◆
那麼先從一如既往地私生活報告開始。
?『Thisコミュニケーション』
終於結束了……。完結,雖然開心但也會感到寂寞……。
辛苦了,人類滅亡開始,奇跡般的生存、戰鬥、謎團、恐怖、娛樂。
雖然不過是個人感想,但在這類範疇中沒有能取代Thisコミ的漫畫,
今後也沒有能超越這Thisコミ的作品了,是足以令人如此認為的不可思議作品。
雖然在連載開始時成為話題的第一話開始便超級有趣,十分引人入勝,
「然而這個設定該如何連載下去呢?
變得千篇一律的話在那一刻可就全都浪費囉?」
但讀者卻如此認為而變得不安的一成不變立場與主角,但在全12卷,
完全沒有降速,並未減損魅力,一路馳騁到了美妙的地點。
デルウハ殿下所見到的最後景色也與這部作品的目標相襯,
清涼感與成就感與寂寥感,匯聚而成的美妙4頁。
雖然還想多看點デルウ與とハントレス等人與所長的恐懼(喜劇)生存,
在『稀鬆平常、理所當然地做了能做到的事情』結局的滿足感面前連這般留戀感也消逝了。
正可謂『Thisコミュニケーション』。
即使彼此的價值觀?人性有所不同,但都是要擲骰子的。
?『僕が戀するコズミックスター』
在3卷的書腰寫上評語! 真是太好了呢!
一卷時介紹了「縱使沒有明確的壞人但英雄仍舊是英雄」呢。
那雖然是實話但在第3卷卻是謊言。哎呀,ヴィラン雖然還不在但有了不戰鬥就無法解決的情況。
然後,在此之上果然就是令人開心的Boy Meet Girl……!
雖然起初被角色魅力KO了,但隨著增加卷數漸漸轉變為以捲入星星與睿智的環境作為魅力。
我對星星(Star)擬人化的女主角抵抗力很弱呢……想多看點星星的嬌羞臉呢……大家要去看哦!
絕非最近,寫下了邪惡星星的反動。
◆
那麼來說說一如既往的製作花絮。
?奧爾嘉瑪麗任務2
聖誕活動時雖然預定是止於5kb左右,但文本量比預想中增量了不少。
果然提到奧爾嘉瑪麗,臺詞就會變長,不……光是看到那張臉就會擅自增加文本……好奇怪,明明應該只是個高難戰鬥……。
這次的戰鬥也有改善上次的缺點,覺得問題點有變少了才對。
難度雖然還是那樣,但變成無論何時都能輕鬆地嘗試的形式。
「好。今天來試著花上30分與大總統互相理解吧」
時間上有餘裕時敬請享受。
戰勝後在Material上也會記載情報,那部分也敬請享受。
說實話雖然很想隨每個遺分體記載足跡的但都是相同足跡就作罷了。
※超人力霸王怪物圖鑑梗,考慮到U-奧爾嘉瑪麗的U=Ultra,與超人力霸王(Ultraman)的梗
?After Night
以黃金週與夏日活動的主旨雖然用成了「讓玩家享受擬似旅行」,
但這次以此為由便將溫泉旅館作為舞臺了。
2年前說了「想弄魔夜聯動」時雖然是懷著
「在德國古城中,與身為中世紀魔女狩獵代名詞的克雷默〔註:海因里希?克雷默〕為敵上演沉默之丘吧……」
的心情,但發生許多事就變成溫泉了。
畢竟要呈現出昭和感還是日本的溫泉旅館比較有效,突然在腦海中浮現『知更鳥見到了! 魔法使會5度死去』
這樣的標題,想著這下就只能放手做了呢。
雖然在定案前還維持在『5度死去』,但會劇透就刻意減少為2度。並沒有說謊。
Servant設定的部分。
因為僅限如今有的情報設計出來的性能會變得過於沒有魅力,索性全部都放了。
心情上是『魔法使之夜 6』左右。
因為決定好了高中生活後角色們的目標,覺得從這部分開始能很快處理。
順帶一提木乃美會成為○○有在『魔法使之夜 初回特典 影像小冊子』中出現過哦。去看金鹿的項目。
久萬梨金鹿 看到青子射出光彈會嚇一大跳。
INTERVIEW:
雖然由於原作為青年向小說而對「到了魔法少女變身後會以苛薄性格詮釋的異世界會如何呢」感到放心,但卻在眼前看見青子射出光彈會嚇了一大跳。說著「啊啊,果然不是人類」。TYPE-MOON的工作就像這樣呢。值得參考。話說回來,感謝為了明明是配角的準備了主角回的工作人員們。
PROFILE:
小熊?金鹿/作為搞笑演員,本作便會是出道作。劇團?Mad Bear的看板演員。如今無可撼動的人氣藝人?木乃美方助也是Mad Bear出身的。
草十郎的技能名並不是因為有那個武藝,而是刻意取名就會像那樣的感覺。
技能3的説明是被山裡的人檢閱後的產物。
還有S青子的技能1,再怎麼說那也太意義不明,該說是補充還是破梗……。
我等所身處的銀河雖是天川銀河,但去往遙遠時間的人會尋找
不知為何遠去的故鄉,接近這樣的意義。
兩儀小姐。
在這個情況下雖然式還是男性語調,但由於並未作為『兩儀式』在『FGO』出演過,
因此是夢之『兩儀式「 」小姐 ver.』而出現。
畢竟也與空境本篇的時間軸有所不同,這部分就是明星系統〔註:讓有名的人客串,從而塑造形象〕……。
士郎先生。
士郎雖然也是明星系統,但這邊並非Fate世界線的士郎。
是誕生於不同世界?不同年代,並且經歷過類似Fate般的冒險後老成的士郎先生。
沒呈現出姓氏正是因為這點。
伊絲塔凜。
超級可愛呢,12歲牛仔女孩。
由於『返老還童的秘湯』的機關並非選擇伊絲塔而是太空伊絲塔。
你問為何,那是因為SW2時有中學生凜的立繪呢!
因此一向森井桑說了「希望能有女校凜的立繪,表情差分3個」後,
便高速回信了完全畫完的新規立繪。
姿勢差分和表示用差分也有很多。怪物。一直以來都十分感謝!
1999年的事情。
在那個特異點死亡的只有一人。
即使在Material也有提示,但由於那時的草十郎知道有珠無論何時都不會死,便前去回收想必陷入假死狀態的有珠身體。
之後便在那個片段出現
「在此處如果輔助青子就能解決掉吧。結果來說有珠也有救了」便下了如此決斷。
『在這樣繁星閃耀的夜晚(星が瞬くこんな夜に)』
這次的Last Boss戰的戰鬥曲,就是想用出那個戰鬥開始演出。
最擔心的是或許會因為公司?契約而無法使用曲子……這件事,
詢問ryo桑也馬上就對使用給出了OK回應。
十分感謝,十分感謝!
回想起來在10年前。
想著「正因為是以昭和為舞臺的故事,ED才要是最新的歌曲」,
透過Aniplex而向Supercell小姐拜託了ED曲的製作。
雖然是以不行為前提的拜託,但ryo小姐真摯、拚盡全力地努力,遞出了這首曲子。
初次聽聞樣品時,看到了世界閃閃發光。想著陳舊色彩的魔夜增添了嶄新色彩而感到震撼。
想著這次,若能在遊戲上呈現那時的感動,集中焦點在最後的演出來製作活動。
若能抱恩便是榮幸。
遊戲版『在這樣繁星閃耀的夜晚(星が瞬くこんな夜に)』雖然固然好,但收錄於專輯的也很好! 要去聽哦!
◆
如此這般度過了4月。
在再度變熱的時期相逢吧。
你問有珠的第三臨是怎麼回事?
那等到總有一天的,下一夜再說吧。