現在沒有那麼多時間,弄這個只是轉換心情和整理一下思緒而已,所以下列只作重點整理,就不翻譯成中文了。有興趣深入的人請自行對照原文囉。
【血戒魔術】【大聖堂】大聖堂(ゴチックフォート)
IX階梯の死徒を封じ込めるために開発された相転移式隔絶型結界。
本來は王國を現す祖が所有していたモノで、直徑三十キロメートルもの壁で囲った內部を外界と遮斷するが、シエルの物はオリジナルに対し、対象物を一個ないし一種封じ込める概念的な結界となっている。
一方でオリジナルにはない空間歪曲の機能が備わっており、內側の空間サイズを任意に変更させる事を可能とする。この大魔術の使用には特殊な魔力が必要となるため、たやすく連発する事はできない。
BY用語辭典
筆者重點整理
▲為了困住IX階梯的死徒而開發的相轉移式隔絕型結界。
▲原版來自於二十七祖No.22,是直徑可達30公里,將內外遮斷的隔絕牆,以此確立和保存自己的王國。
▲希耶爾版本的展開範圍比不上原版,而是以概念上的「一個」或「一種」對象為目標的結界。
▲發動時,需要先以多數黑鍵構築出立體的結界。
▲一般狀況下,大聖堂僅是隔絕內外的結界,沒有殺傷力或特殊效果。
▲但在應用上,可藉此將死徒的軍團封入結界內,爭取戰略上的有利局面或保護民眾。
▲雖然範圍不如原版,但希耶爾的大聖堂多了原版所沒有的效果:扭曲空間。
▲希耶爾可以設定結界內側的空間大小,最大可至30公里、最小不明。但是據她所言,當空間壓縮到極限時可形成超高密度的監獄,似乎能達到間接的攻擊效果。
▲需要精鍊特殊的魔力才可以施展,在故事中希耶爾所準備好的特殊魔力只夠施展兩次。
▲除了血戒魔術大聖堂之外,希耶爾另外還有一個下位版本的結界魔術:幽閉塔。
▲這是仿照史特拉斯堡主教座堂之概念,所構築的結界。
▲發動時,同樣需要先以多數黑鍵構築出立體的結界。
▲僅是隔絕內外的結界,沒有殺傷力或特殊效果。
▲其結界硬度與質量與史特拉斯堡主教座堂同等,尋常死徒無法從中逃脫。
炎は目くらましにすぎない。
シエルの目的はあくまで拘束。黒鍵による直接攻撃は通じないが、結界による捕縛であれば彼女に一日の長がある……!
「捕らえた……!」
「もう。それは見飽きたんだってば」
降りそそぐ黒鍵がなぎ払われる。
シエルの結界は黒鍵を地面に突き刺し、疑似的な聖堂を作りあげるものだ。
その強度はアルクェイドにとっても壁として機能するが、捕まえられないのなら意味はない。
白い化身はそれこそ荒野を駆る美しい獣のように、降りそそぐ剣を避けながら代行者に跳びかかる。
「っ、このぉ……!」
アルクェイドの突進に、シエルは正面から立ち向かった。
シエルなら即座に躱せる突進だったが、その選択は許されない。彼女はもう公園の端に追いつめられた。
これ以上の後退は、戦いを市街地に移す事を意味する。
「なによそれ、つまらない!
ヴローヴに使ってた武器はどうしたの? 沢山の毒をバラまく道具は? 趣味の悪いギロチンは? あの、重苦しくてぶっとい杭を、わたしには使ってくれないの!?」
「勝手な、コトを―――」
シエルは物理防御の硬度を上げて猛攻を耐えしのぐ。
その筋肉は爆発寸前だ。最大の一手を見舞うため、ギリギリと全身の発條を巻き上げ、それこそ火を吐くような呼吸で、
「―――言わないでください!」
背中を見せた後、渾身の回し蹴りでアルクェイドの胸を蹴り抜いた。
吹き飛ぶ白い影に、三本の黒鍵が追い打ちをかける。
「だから、それは効かないって―――
なんとぉ!?」
「なにこれ、新種の結界!?」
「貴女に聖堂は過ぎたものです。
その幽閉塔で、緩んだ頭を冷やしなさい……!」
幽閉塔。それは代行者シエルが対真祖―――いや、対アルクェイド用に編み出した束縛結界。
黒鍵を地面に打ち付けて壁を作る―――その手法ではアルクェイドを囲む事はできない。
自在に地面を走る獲物を捕らえるには、より立體的な“追い込み”が必要だ。
例えば屹立した『聖堂』の壁を更なる基盤にして、縦軸、橫軸、同時に空間を占有するような。
その結界は対象を傷付ける効果はないものの、その強度はもはや生物に破壊できるものではない。
なにしろ、あの光の塔は秘蹟の原典となった建物とほぼ同じ硬度と質量を持つ。中世最大の塔と謳われたストラスブール大聖堂。高さ140メートルに達する石と祈りの巨大質量が、吸血鬼の跳梁など許す筈がない。
「この……魔術は使わないんじゃなかったの!
あの噓くさい信條は
どこにいったー!」
「……貴女とロアにしか使わないだけです。
諦めなさいアルクェイド。それは二十七祖であっても一時的に封じ得る強度を持ちます。真祖であっても容易には砕けません。加えて―――」
「加えて、なによ。やっぱりあの武器を持ってくるの?」
「聖典を持ち出す必要はありません。事は、既に終わっていますから」
地面に突き刺さっていた無數の柱が繋がっていく。
それは幾重もの壁になり、ついには一つの匣になった。
「これ、ヴローヴの時の……!」
「それは大聖堂。ある祖から奪い取った原理を用いた結界です。本來は外界との遮斷に用いますが、使い方によっては最大の武器にもなる。
―――ところでアルクェイド。魔術世界における生命の質量定義は知っていますね?」
「!」
「生命そのものが持つエネルギー生産量、もしくは質量を段階として定義したものです。
その基準はシンプルで、規模と重量とで計られます」
「一番強いものが“小さくて重いもの”。
二番目に強いものが“大きくて重いもの”。
三番目が“小さくて軽いもの”。これは人間ですね。
そして最後に“大きくて軽いもの”。これは情報や噂話、幽霊といった広範囲に拡がるものです」
「シエル、貴女―――」
「わたしの大聖堂は最大直徑30キロメートルの隔絶空間。生命ではありませんが、“大きくて重いもの”です。
これを極限まで圧縮すればどうなるか、試してみるのも一興だと思いませんか? いくら兇暴な貴女でも抜け出すにはそれなりの時間が必要になる。……少なくとも1時間は、超高密度の監獄を味わってもらいましょう」
「ふ―――」
「原理血戒22番―――クロムクレイ?ペタストラクチャ」
代行者の腕が掲げられる。
彼女は光の大聖堂を組み上げ、寶箱のフタを閉めるように、その空間を圧縮する。
―――する筈、だった。
「ふざけるなぁぁあああああーーーーー!」
「な……―――ごぶっ……!?」
吹き荒れる青い奔流と、見えざる一撃によって吹き飛ぶシエル。
アルクェイドを閉じこめていた塔は無殘に砕かれ、地面に亂立していた光の柱は一掃された。
「それより大聖堂についてでしたね。アレはⅨ階梯の死徒を封じ込めるために開発した、相転移式隔絶型の結界です。
もともとは王國を表す祖が持っていたモノで、最大範囲は直徑30キロメートル。壁で囲った內部を外界と遮斷するものでしたが、わたしが使う場合はそこまでの事はできません」
「対象物を一個、ないし一種設定し、これを封じ込めるだけです。元々は一つの王國をまるごと保存していたものですから、かなり劣化しています。概念的な結界に寄ってしまったワケですね」
「そのかわりと言ってはなんですが、わたしの大聖堂には原盤にはない機能が生まれました。
それがヴローヴに使った時の空間歪曲です。
外から見ると數十メートルの正方形だったと思いますが、中の広さは直徑にして10キロメートルに設定されていました」
「要は外側の大きさと內側の大きさを別々に、ある程度任意に変更できるんです。
使いどころさえ間違わなければ単騎で死徒の軍勢を隔離できる、奧の手の一つといっていいでしょう」
「しかし、だからといって過信してはいけません。
結界內に閉じこめるには対象を黒鍵で囲む必要がありますし、大聖堂のような大魔術は連発できないんです。
通常の魔術が無料で汲める水道水なら、大魔術はワインボトルに入ったワイン、と思ってください」
「一個のワインボトルで大聖堂を起動するには二回が限度です。ヴローヴで一度、彼女で一度。もうわたしの大聖堂の容器は空になってしまいました。
ボトル內の限定魔力は通常魔力とは違い、そう簡単に補充はできません。
今後、ヴローヴのように災害を振りまく死徒が現れた場合、その被害を抑える事はできないので、遠野くんも注意してくださいね」
【血戒魔術】【斷頭臺】【天使車輪】カルヴァリアの星(カルヴァリア?ガルガリン)
成層圏に展開し、太陽の光を集束して燃え盛る天使の車輪。魔術によって作られた反射鏡。地上に向けて照射される長さ五十キロ、幅十キロに及ぶ光の刃は質量を持ったオーロラとも、光のギロチンとも例えられる。
シエルが剣の師匠でもあった祖を倒して編み出した大魔術であり、起動にはそのイデアブラッドが使用されている模様。
アルクェイドに対してフルパワーで照射された後、殘された魔力を用いた一射が行われており、これが最終局面における逆転の一手となった。
BY用語辭典
筆者重點整理
▲術式啟動非常簡單,僅需一句咒文即可,而且術式是在平流層(距離地面50公里)展開,多少提升了隱密性。
▲然而術式從啟動到展開完畢,需要3分鐘的時間。
▲發動成功的術式是長50公里、寬幅10公里,且帶有質量的極光刀刃,如巨大斷頭臺似地朝地面直撲。
▲由於本質是光,從發動到命中的時間快到幾乎是形同於無。加上寬幅達10公里,更是難以迴避。
▲刀刃的破壞力能將原初化的地層一分為二,屬於地形破壞級戰略兵器。
▲相對的,施展一次就需要耗費花三年時間精鍊的魔力/血液,算是籌備數年用在一瞬的浪漫砲。
▲不過根據羅亞的評論,此術式還有相當的改良餘地。像是所使用的魔力量根本就是過剩,形同浪費,應該視目標、目的來調整規模與消耗,作更有效率的運用,或是透過調整出力分成數次釋放。其後羅亞也親自示範了利用殘留魔力進行單點攻擊的應用法。
▲根據奈須與BLACK的月姬R訪談所言,單論神秘的規模,此術式與星之聖劍Excalibur同等,可謂魔術的巔峰。
「まさか。武器なんて必要ありません。貴女を殺すのは貴女自身ですよ、アルクェイド」
「……なんですって?」
「常に相手を上回るのは結構ですが、後出しなのが貴女の短所です。それと目も悪いですね。地上は把握できても宙までは把握できない」
アルクェイドが空を仰ぐ。
シエルの手が宙を摑む。
「この通り、武器はとっくに準備済みです。
展開に3分もかかるのが欠點ですが、控え目に言って、貴女が馬鹿で助かりました」
天に輝く光は星ではない。
あれは魔術によって作られた反射鏡。
成層圏に展開し、太陽の光を集束して燃え盛る天使の車輪。
代行者シエルが己が剣の師であった祖を倒し、編み出した大魔術。即ち、
「塵に還って反省しなさい。
原理血戒25番―――ベ?ゼ。
罪頸を斷て、カルヴァリア?ガルガリン……!!!!」
現れる光の幕。
瞬きより速く落下した斷頭臺は、アルクェイドに回避を許さなかった。
瞬時に身を引いて回避行動に入ったものの、斷頭臺の射程はこの街全てに及び、その著弾時間は無に等しい。
いかに真祖の姫であろうと、地上で活動する以上、この斷頭臺からは逃れられない。
「ァ―――ア、あああ、ア―――!」
熱線の壁が白い化身の體を圧し潰す。
長さ50キロメートル、幅10キロメートルに及ぶ光の刃。
それは質量を伴って、容赦なくアルクェイドを地べたに這わせ、街を地盤ごと切り裂いた。
「よ、くも、こん、な……!」
だが驚愕し、しかして星の威信を知るがいい。
人智における最高峰の大魔術を受け、なお月の姫は倒れない。
シエルが自身を上回る最高火力を放つ事は予測されていた。彼女はそれを踏まえて星から力を汲み上げたのだ。
大魔術カルヴァリア。
驚天動地の切り札だが、これではまだ足りない。人間の力では、彼女を殺す事は不可能だ。
「でも、おあいにく、さま……!
この程度、で、私が、殺せるわけ、ないでしょう……!」
アルクェイドの腕が地面を支える。
その體が、光の壁を押し上げようと隆起する。
「ええ。人間では神の如きモノは倒せない。
ですから、トドメを刺すのは貴女の仕事です」
「―――え?」
大地が浮上する。
光の壁によって切斷された街が、一方を上空に、一方を地底に沈下させていく。
その斷層のカタチは、開かれた獣の顎のようだった。
「そ―――ま、さか。シエル、貴女」
「言ったでしょう。貴女は、貴女自身の重さで殺すと。
好きに暴れたかったのでしょうが、この街を自分と同じ階梯に変えた時は笑ってしまいました。馬鹿すぎて」
「―――!」
「この質量ならもう逃げようがない。
貴女を満遍なく、その器ごと破壊してあげましょう。
再生に何年かかるか、それともこれで消滅するのか。これまでの自分の行いに縋るのですね」
大きく開かれる……いや、上昇する星の上顎。
それなら壊れる。再生や蘇生どころの話ではない。殺される前に、彼女を彼女たらしめるモノが壊される。
それは彼女にとって未知の経験だ。
幸か不幸か既に『死』は経験している。
無に極小の宇宙が生まれるほどの確率で遭遇した殺人鬼が、彼女にそれを教えてくれた。
けれどこの形式での消滅は知らない。未知のものは恐ろしい。いや、違う。正確には知っている。そうなればどうなるか、彼女は無意識で恐れている。
「や、め―――それ、こわい。きっといたくて、
こわい、から―――おねが、やめて、シエ―――」
必死に光の壁を押しのけようともがくアルクェイド。
だがもう間に合わない。
彼女自身が変質させてしまった“原初の地層”は、彼女を以てしても耐えきれない質量になって持ち上げられ、
「―――見苦しい。蟲のように潰れなさい」
シエルの手によって、天蓋となって叩きつけられた。
「ハァ……ハァ……ハ―――ア」
全身で呼吸をしながら、シエルは倒れようとする自身の體を押しとどめた。
ここで座りこんでしまったら立ち上がれない。本當にすべてを使いきったからだ。
體力、精神力、魔力は言うに及ばず、秘匿していたヴローヴの原理血戒も、3年かけて溜め込んだ斷頭臺の為の血液も、この戦いで出し盡くした。
シエルに余力はない。
通常であればここで倒れてしまいたいが、今はまだ、あと少しだけ走らなければならない理由があった。
「學校―――學校に、急がない、と―――」
休む事はできない。
【血戒魔術】【鐘撞堂】苗床祭壇(なえどこさいだん)?
▲詳細不明。
▲劇情臺詞裡提到要以此給予對手無限的痛苦,實際效果未知。
▲希耶爾於if路線,MBTL的完全武裝版劇情裡使用的術式。但因為MBTL是前提相異的if展開,故目前無法保證本篇裡的希耶爾同樣擁有三種(或以上)血戒魔術。
「天の使い、磔刑の響。剣の枝葉、鉄の波濤。原理血戒7番ー腑海林アインナッシュ。収穫せよ、苗床祭壇。」
【血戒的應用】
筆者重點整理
▲第七聖典擁有收容血戒的機能。
▲取得的血戒需要經過轉化、培育後才能用來構築血戒魔術。
▲承上,推測是應用了羅亞XV所開發的繼承祕術。
▲希耶爾曾以自己擁有的血戒,抵銷了死徒諾耶爾的血戒(薔薇魔眼)效果。
▲希耶爾在連續使用破城弩砲而耗盡魔力後,把弗洛夫的血戒當作爐心來補充魔力。
▲承上,隨後在血戒燃燒殆盡的三分鐘內,希耶爾獲得了可說是充沛到過剩的魔力,再搭配燒死、出血死、不死身與戰技,成功拖延了三分鐘。
▲在血戒爐心加持的狀態下,原本需要詠唱十小節的數秘紋魔術變成一次呼吸間就可以成立,並且連續使用,像是連發200萬伏特的雷霆。
▲代價則是對身體造成負擔,以及更加往怪物那一側靠近。
決死の覚悟を決めて、シエルは最後の切り札を開封した。
杭打ち機に収納していた『果実』を手に取る。
血の煮こごりのような赤い果実。
それはヴローヴ?アルハンゲリを消し去った際、ただ一つ殘された呪いの痕跡。
原理血戒と名付けられた、世界を侵す力の結晶。
「―――ヴローヴの原理は育ちきっていない。
これを口にしても新しい大魔術は編み出せない。
けれど―――」
カタチにはならずとも、呪いの熱量にはなる。
シエルの體に基められた三つの原理が起動する。
秘蔵していたヴローヴの原理血戒を新たな爐心として、シエルは魔力を補充する。
代償は『この後』に來るであろう身體への負荷と、人間性の喪失だ。また一つ、自分は人間より怪物に近くなる。
「セット―――コード、ガルガリン」
遙かな天上に手を掲げ。
それでも構わない、とシエルは夜の街に跳躍した。
落ち行く先は粉塵漂うビルの谷間。
白い吸血鬼が不敵に笑う、無慘な死が待つ最終地獄。
「……ヴローヴの原理が燃え盡きるまで3分弱。
せめて、それまでは保たせてみせる―――!」
代行者は過剰生成される魔力を血のように噴出しながら、最後の戦いに突入した。
イデアブラッドによる魔力制御で數秘紋の詠唱を極限短縮し、電荷を発現させる。
本來なら“十に至る獨唱”を必要とする魔術を、息継一つで成立させ、連続使用する。
だが、絶縁體を破壊する200萬ボルトの雷霆すら効果はない。
如果不懂日文但又很想了解相關劇情在說什麼的話,可以參考同好サラダ的個人翻譯,連結如下:
大聖堂相關:請點這裡
卡爾瓦里亞之星相關:請點這裡
密藏的弗洛夫的原理血戒:請點這裡
原理血戒的運用:請點這裡