暗い世界の真ん中にいる。
暗闇に包まれ、靜寂に耳鳴りの反響を繰り返し吟味し、思うんだ
私は所詮ひとりぼっちなんだ、と。
彼女は向こう側で元気にしてるかな?
そうだといいな。
私の微かな犠牲で、彼女の明るい未來を支えられたらいいなと。
こういう考えをするときだけが私の救いなの。
今、世界はもう崩壊してしまったんだ。一人ひとりの意識が各別に違う箱に仕込まれ、完全に自意識だけが存在する虛無の世界に閉じ込められていた。
私はこのプロジェクトが始動する手前、彼女をこの星から追い出すことを遂げたんだ。これで彼女は向こう側の星で幸せにご飯を食べ、友達と談笑し合うことができるんだ。
とても名殘惜しいが、彼女が無事なら、隣にいるのは私じゃなくとも平気だ。
こういう考えをすれば安堵はするが、思わず涙がぽろぽろと出る。
あなたの笑顔が戀しい。
ムッとする顔も愛しい。
その顔を獨り占めできないなんて、なんて罰だ。
會いたい。
會いたい。
ただ會いたい。
寂しくて仕方がない。
「相井ちゃん!」
ああ、そうだ。
このような幻聴は、なんども作り出していた。
でも、今度はいつもより鮮明で甘すっぱくて、聞き心地がいい。
「相井ちゃん!いるよね!」
この救いの聲、何度も願ったか。
もう何もできない私は、実は。
あなたの救いが欲しいんだ。
光が差し込み、人影現る。
視覚情報がようやくガラスの破片の響きに合致した。
「彼方…..ちゃん。」
「相井ちゃん!本當にいたんだね!」
「うわ!?」
突然すぎる飛び込み。彼女の優しい手つきと髪が私の肩に觸れ、寒い中體溫を貸してくれた。
もうボロボロになった彼方ちゃんが、私に。
會いに來たんだ。
「夢……じゃないよね」
「夢じゃないよ」
「本當に彼方……ちゃん?」
「正真正銘の彼方だよ。そして君も、本物の相井ちゃん!」
「彼方ちゃん……彼方ちゃん……!」
堰が切ったように、泣く。
嬉しくてならない。
あなたと一緒に、いたかった。
ずっと、そう思ってた。
我處在黑暗世界的正中央。
被黑暗包覆,品味在寂靜中迴響的耳鳴聲,想著。
我終究是一個人嗎。
她在對面的地方過得還好嗎?
如果是這樣就好了。
我的微小犧牲如果能支撐她明亮的未來就好了。
只有懷著這樣想法的時候才是我解脫的時候。
現在,世界已經完全崩壞至盡了。每一個人的意識個別被裝在不同的箱子裡,困頓在完全只有自我意識存在的虛無世界。
我在這個計畫啟動前一刻,成功將她逐出了這個星球。這樣一來她就可以在對面的星球幸福地吃飯,與朋友開心談笑。
雖然感到十分遺憾,但她若平安無事,就算旁邊不是我也沒關係。
這樣想的時候就會感到安心,然而眼淚卻潸潸流下。
好懷念妳的笑容。
也好喜歡妳生氣的表情。
沒辦法獨佔那張臉龐,是何等的懲罰。
好想妳。
想妳。
只是想妳。
寂寞得不能自已。
「相井!」
啊啊,是啊。
這樣的幻聽,不曉得已經做出了多少次了。
但是,這次比平常還要更鮮明、酸甜,且聽得舒服。
「相井!妳在對吧!」
這個救贖的聲音,不知道求過了幾次。
已經什麼都做不到的我,其實。
想要妳來救我。
光線照入,人影浮現。
視覺情報終於合乎玻璃碎片的聲響了。
「彼方.......」
「相井!妳真的在裡面!」
「哇!」
突然飛撲而來。她溫柔的雙手與頭髮輕輕碰觸到我的肩膀,在寒冷之中增添了她的體溫。
已經渾身是傷的彼方,真的。
來見我了啊。
「我......沒在做夢吧。」
「不是在作夢喔。」
「妳真的是彼方?」
「我是正牌的彼方!而妳也是真正的相井!」
「彼方......彼方......!」
像潰堤那般哭泣。
好高興。
我一直想要跟妳在一起。
一直,這麼想著。
純粹想要抒發心情寫的
用英文寫有英文的感觸,日文與中文也各自有不同的風味