世界自然遺産の小笠原 固有生物が絶滅の危機
世界自然遺產的小笠原 原生物種有滅絕危機
小笠原諸島が世界自然遺産に登録されてから24日で4年になりますが、遺産登録の決め手の1つとなった小笠原固有のカタツムリが、外來生物の急増によって絶滅の危機に陥っていることが國の調査で分かりました。國が設置した専門家による委員會は「遺産の価値にかかわる危機である」と指摘していて環境省は対策を急ぐことにしています。
小笠原諸島再被登錄為世界自然遺產以來已滿4年,但根據日本政府調查,作為登錄遺產重大要素之一的小笠原原生的一種蝸牛,因為外來生物的激增,陷入了滅絕的危機。日本設立的專家委員會指出「有事關遺產價值的危機」環境省對此開始擬定緊急的對策。
小笠原諸島は多くの固有の動植物が生息し、その中でも植物やカタツムリが環境に適応しながらさまざまな進化を遂げた生態系が高い評価を受け4年前に世界自然遺産に登録されました。このカタツムリの代表例が「カタマイマイ屬」という小笠原だけに生息する種類で、遺産登録の決め手の1つになりました。
小笠原諸島有著許多原生的動植物存在,在這之中植物和蝸牛適應整體環境,發展出的多樣的生態性受到很高的評價,因而在4年前被登錄為世界自然遺產。其中這個蝸牛的代表例子就是「カタマイマイ屬」只有在小笠原才有的種類,決定被登錄為遺產的重要因素之一。
しかし、昨年以降、多くの「カタマイマイ屬」が生息する兄島で、船に紛れて入り込んだとみられるクマネズミが急激に繁殖し食い荒らしているため、兄島で確認されている6種類のうち4種類が來年には絶滅する恐れがあるということです。
但是去年以來,有許多「カタマイマイ屬」生活的兄島,因為躲藏在船隻裡的黑鼠大量的繁殖侵犯,兄島上已經確認的6種類的4種,來年就有滅絕的可能性。
國が世界自然遺産の保全のために設置した専門家による地域科學委員會によりますと、兄島を100平方メートルごとのエリアに區切って毎年行っている調査では、多いときは10匹以上いましたが先月の調査では1匹も確認できなかった場所もありました。
日本為保護世界自然遺產,設立的由專家組成的委員會則表示,每年都會將兄島以100平方公尺為單位切割成各個區域調查,最多的時候可以在每個區域發現10隻以上,但是在上個月的調查中,卻已經有某些區域連1隻也找不到了。
科學委員會では「カタマイマイの絶滅の危機は世界自然遺産の価値に関わる危機である」として緊急の対策を國に要請していていて、環境省では対策を急ぐことにしています。
科學委員會以「蝸牛的滅絕危機是關於世界自然遺產的價值」向日本政府尋求緊急的對策,在環境省急忙擬定措施。
科學委員會のメンバーの東北大學の千葉聡教授は「予想以上の速度で食害が進んでいる。行政や住民、企業など多くの人たちに協力してもらい危機を脫するための努力が必要だ」と話しています。
科學委員會的成員之一,東北大學的千葉聰教授表示:「侵蝕的速度正超過預想之外,需要要政府、住民、企業等許多的人共同合作,為了脫離危機而努力才行。」
懶人包:稀有的蝸牛要被老鼠吃光啦!
翻譯錯誤或者文句不通順還請幫忙指出!多謝指教了