水瀬いのり
グラデーション
行き交う人波
來來去去的人朝
家路に急ぐ數えきれない足音
無數急著回家的腳步聲
ひとり ひとり
一人 一人
生活と退屈を抱えながら
背負著生活與疲倦
ぼやけた街にとける
融化在這模糊的城鎮
明日もまた 繰り返し 繰り返し
明天也還是 重複著 重複著
このままでいいの?
這樣就可以了嗎?
いつまで続くの? なんて
還要持續到何時 ?
答えのない言葉まで吸い込まれて
連毫不相干的答案也混了進來
夜へと向かうグラデーション
朝向夜晚的Gradation
ぬるい空気のサーキュレーション
潮濕空氣的Circulation
永遠なんてないこと 分かってるのにね
永遠什麼的 明明知道是不存在
明確な境界なんてないままで
在無明確的界線下
どこへと辿り著くのだろう
究竟會到達哪裡呢
昨日みたいな今日 今日みたいな明日
像是昨日一樣的今天 像是今日一樣的明天
時間だけがただ降り積もっていって
只有時間漸漸地過去
夜は深くなって
夜晚漸深
靜寂の中 冷えてゆく影のない部屋
在寧靜中 逐漸變冷的房間
瞼の裏 浮かびだす 微かに甘い思い出
眼瞼裡 浮現出的 甜蜜的回憶
ひとつ ひとつ
一個 一個
時の砂の上重ねた
時之砂上重疊的
まっすぐじゃない足跡
並不筆直的足跡
不器用でも わたしらしい気がしたの
雖然笨拙 但也像是我的風格
あの頃描いた きらめき溢れた夢
那時描繪的 七彩耀眼的夢想
いつしか追い越して 愛おしいだなんてね
不知何時已經長大 覺得好懷念阿
朝へと向かうグラデーション
朝向早晨的Gradation
「いつか」の先のディスティネーション
「某日」之後的Destination
永遠なんてないけど 歩きつづけなきゃ
雖然不是永遠 還是必須向前走
大丈夫 今はまだまだ道の途中
沒問題的 現在還在路的途中
光の中で深呼吸
在陽光下深呼吸吧