日本語的無助詞

無助詞的條件
１　文體　　　　
　　。容易発生無助詞的場合
　　　。話すことば
　　　　例（何語が話せるんだ）　　　
　　　　　「日本語（と）英語（が）」
　　。不易発生無助詞的場合
　　　。書きことば
　　　　例（何語が話せるのですか）
　　　　　「日本語と英語が話せるのです」
２　助詞の種類
　　。容易発生無助詞的場合
　　　。「は」：例「わたし（は）忙しいんだ」
　　　。「が」：例「興味（が）あるんだ」
　　　。「を」：例「ご飯（を）食べた」
　　　。「へ」：例「會社（へ）行く」
　　。不易発生無助詞的場合
　　　。「に」：例「東京に著いた」「ママに見せる」
　　　。「で」：例「どこで買った？」
　　　。「と」：例「彼女と出會ったの？」
　　　。「から」：例「高いからやめた」
３　助詞の用法
　　。容易発生無助詞的場合
　　　。対比的な「は」：例「刺身は食べる。納豆は食べない」
　　　。排他的な「が」：例「俺が先だ」
４　文の種類
　　。容易発生無助詞的場合
　　　。質問文：例「これ（は）、何？」
　　　。命令文：例「後ろ（を）、見て」
　　　。依頼文：例「あと（は）、頼む」
５　名詞の種類
　　。容易発生無助詞的場合
　　　。指示代名詞：例「あれ（を）、食べよう」
　　　。指示語がついた名詞：「あの人（が）、來た？」

日本語學習者の文法習得
著者：野田尚史、迫田久美子、渋谷勝己、小林典子
出版：大修館書店
定価：2,310 円
http://thistle.est.co.jp/tsk/detail.asp?sku=20925

日本語學習者の無助詞習得について(修士論文)
http://www.obirin.ac.jp/pdf/gs_master2004/fall/lang_ja/20141422.pdf