チャイムが鳴っている、部活はもう終わった。
下課鐘聲響起,社團活動也結束了。
忘れ物が気付いて、仕方なく教室に戻った君子(キミコ)は、教室に殘った、一人のクラスメイトを見てた。
發現自己忘了拿東西,只好回教室一趟的君子,看到了一個獨自留在教室裡的同學。
彼の名は正人(マサト)、晝寢してる。
他叫做正人,正在睡覺。
「ほら、起きて、チャイムがもう鳴ったのよ!早く帰らないと!」
「喂,起床了,下課鐘響過囉,再不回家的話就糟了喔。」
「なんだ、君子さんか… 殘念だけど、俺は寢なかったって、返禮はしねえぜ」
「啊?是君子啊……很遺憾,我沒有睡著,所以我不會感謝妳的。」
「どう見ても寢たでしょう!早く帰って、校門は閉めるわ。」
「你怎麼看都睡著了吧!再不快點回去,校門就要關了喔。」
「へい、へい… 君子さんはなぜこんな時間に?」
「知道啦……是說君子為什麼現在會在這裡?」
「忘れ物だよ忘れ物。持ち帰らないと困っちゃうよ。」
「我忘了拿東西。這忘了帶回去的話就麻煩了。」
「そう、君子さんっぽいね。」
「是喔,這很君子。」
「うるさい、もう帰るわ。」
「吵死了,我先閃了。」
君子は教室に忘れたノートをカバンに入れて、教室から出た。
君子把忘在教室裡的筆記本收入書包裡後就離開了教室。
「可愛くないね…」
「真不可愛……」
そして、通學路。
然後,通學道路上。
「ひゃっ!」
「驚!」
一人歩くはずだ君子は、頬に冷たい觸感で驚かされて、悲鳴が出ちゃった。
獨自走著的君子,突然被臉頰上那冰冷的觸感給嚇到,因而發出悲鳴。
その觸感は、ピーチジュースの缶だった。
這個觸感,是來自水蜜桃汁的罐子。
「ほい、奇遇だな!」
「唷,真巧!」
「何が奇遇よ!教室でお別れじゃない、どうしてここに。」
「巧個頭!不是剛剛才在教室裡碰面而已,你現在怎麼會在這?」
「俺んちもこの方向だよ、ほらもってけ、大好きでしょ、サ〇トリーのピーチジュース。」
「我家也這方向齁。拿去,妳最愛的三〇利水蜜桃汁。」
「珍しいね、あたしの好みが知っている。」
「真稀罕耶,竟然知道我的喜好。」
「桃色とは似合うから。」
「桃子色跟妳很搭。」
「何よ、そんな理由で。」
「什麼嘛,別亂講。」
「まあまあ、早く持ってけ。」
「好啦好啦,快點拿去。」
「それじゃ、ありがたく貰うよ。」
「那我就滿懷感激地收下了。」
「べ、別に…」
「沒、沒什麼……」
君子は正人と並べて、通學路に歩いてる。
君子跟正人肩並著肩,走在通學道路上。
「ねえ、正人君は好きな人がいる?」
「那個,正人有喜歡的人嗎?」
「いるよ、うちのクラスの。」
「有啊,我們班上的。」
「本當?だれだれ?」
「真的假的?誰?」
「當ててみて。」
「猜猜看啊。」
「うちのクラスの…百合亜(ユリア)?」
「我們班的話……百合亞?」
「はずれ!ほら、つづけ。」
「錯了,再猜。」
「彩菜(アヤナ)?憐音(レイネ)?直美(スグミ)?酉帆(トリホ)?千雪(チユキ)?」
「彩菜?憐音?直美?酉帆?千雪?」
「違う違う、あんなブスたちが誰が好きよ!」
「都不是,誰喜歡那些醜八怪!」
「失禮ね、彩菜たちに謝って。」
「話不能這麼說吧!快向彩菜她們道歉!」
「ちぃ、悪かったよ…でも本當に違ってば。」
「呿,對不起咩,但就猜錯了啊。」
「ならば、光莉(ヒカリ)ちゃん?」
「那麼,光莉醬?」
「殘念だけど違う。ほら、そんなに難しくねえよ。」
「很遺憾還是錯了。沒有那麼難齁。」
「でもクラスの女の子全員は…もしかして!?」
「可是班上的女生全都……難道說!?」
「言ってみて。」
「說說看。」
「そ、そんな…」
「怎、怎麼這樣……」
君子は、その答えは「自分」と気づいて、頬が赤くなっていく。
君子查覺到答案是「自己」後,臉頰便逐漸泛紅。
「男の名前はまだ言えないだろう。」
「妳還沒猜男生的名字啊。」
「はあ?」
「啥?」
ドキドキ最中で、正人の発言は君子に大きなショックを與える。
心跳加速到一半,正人的發眼直接潑了君子一盆冷水。
「あんた、男が好きか…想像しできなかった…」
「你啊,竟然是同性戀……真想不到……」
「悪い?」
「不行喔?」
「いえ、すみません。男なら、喜彥(キヒコ)?似合ってると思うわ。」
「沒有,抱歉。男生的話,喜彥嗎?我覺得跟你很合。」
「喜彥か…悪くねえが違う。でも近いんだ。」
「喜彥啊……他人不錯可是不是他。但很接近了。」
君子はそのまま、クラスの男の子の名前は全部呼んだが、全員外れた。
於是君子就這樣把班上所以男生的名字都唱了一次,但當然,全都不是。
「馬鹿にしないで!私を馬鹿にするのは楽しいの?何がクラスの人よ?全員外れて何なの!」
「別開玩笑了!把我當傻子耍很有趣嗎?什麼叫我們班上的人?全都不是是鬧哪齣?」
「おい落ち著け。あと…」
「冷靜點,還有……」
「もう嫌よ!あんたなんか大嫌い!」
「不猜了!我討厭你!」
「違う、違うんだ!どうしてその名を言えねえよ?知ってるはずだろう。」
「不、不是這樣的!妳為什麼就不願意說出那名字?妳應該知道的。」
「知らない知らない知らない!もう帰る!」
「不知道不知道不知道!我要回家了!」
「君子!」
「君子!」
正人は、後ろから振り返った君子を抱いた。きつくて亂暴ではなく、軽くて優し抱いた。
正人從後面把轉過身去的君子一把抱住。不是粗魯地抱,而是溫柔地抱。
「正解は君子、あなただよ。」
「正確答案是君子,是妳。」
「笑えないよ…こんなの。」
「這玩笑一點都不好笑。」
「すまない、すまなかった…でも、本當だ。」
「對不起,真的對不起……但這是真的。」
「いいえ、あたしこそ…その、お気持ちが気付かなかったって、ごめんなさい。」
「哪裡,我才該對不起……那個,沒能察覺你的心情,是我不好。」
…
……
「あたし、帰るわ。」
「我要回去了。」
「じゃ、俺送れて…」
「那我送妳……」
「いいの、自分で帰るんです。ピーチジュース、ありがとう、美味しかった。」
「不用了,我自己會回去。謝謝你的水蜜桃汁,很好喝。」
「やめてよ、そんな言い方。俺苦手だよ。」
「別這麼說,我對這個不擅長。」
「あら、正人君も照れれるんだ、これは大事件ですね。」
「哎呀,正人也會害羞啊,這可是大新聞!」
「勘弁してくれよ…」
「饒了我吧。」
「可愛い…また明日、正人君。」
「真可愛。明天見。」
「ん、また明日。」
「嗯,明天見。」
君子は離れてた。正人はそのまま見送って…
君子離開了,然後正人就這麼目送著她。
「君子さん!」
「君子!」
「はい?」
「怎麼了?」
「お好きな人はいるか?」
「妳有喜歡的人嗎?」
「いるって決まりじゃん!」
「當然有啊!」
「誰?」
「是誰?」
「うちのクラスの、それ以上は內緒だよ!」
「我們班上的,但不能透漏更多了!」
「ずるっ!」
「哎,狡猾!」
「いつか話していこう、その時まで待ててね。」
「到時候再跟你說啦,在那之前先等著吧。」
下課鐘聲響起,社團活動也結束了。
忘れ物が気付いて、仕方なく教室に戻った君子(キミコ)は、教室に殘った、一人のクラスメイトを見てた。
發現自己忘了拿東西,只好回教室一趟的君子,看到了一個獨自留在教室裡的同學。
彼の名は正人(マサト)、晝寢してる。
他叫做正人,正在睡覺。
「ほら、起きて、チャイムがもう鳴ったのよ!早く帰らないと!」
「喂,起床了,下課鐘響過囉,再不回家的話就糟了喔。」
「なんだ、君子さんか… 殘念だけど、俺は寢なかったって、返禮はしねえぜ」
「啊?是君子啊……很遺憾,我沒有睡著,所以我不會感謝妳的。」
「どう見ても寢たでしょう!早く帰って、校門は閉めるわ。」
「你怎麼看都睡著了吧!再不快點回去,校門就要關了喔。」
「へい、へい… 君子さんはなぜこんな時間に?」
「知道啦……是說君子為什麼現在會在這裡?」
「忘れ物だよ忘れ物。持ち帰らないと困っちゃうよ。」
「我忘了拿東西。這忘了帶回去的話就麻煩了。」
「そう、君子さんっぽいね。」
「是喔,這很君子。」
「うるさい、もう帰るわ。」
「吵死了,我先閃了。」
君子は教室に忘れたノートをカバンに入れて、教室から出た。
君子把忘在教室裡的筆記本收入書包裡後就離開了教室。
「可愛くないね…」
「真不可愛……」
そして、通學路。
然後,通學道路上。
「ひゃっ!」
「驚!」
一人歩くはずだ君子は、頬に冷たい觸感で驚かされて、悲鳴が出ちゃった。
獨自走著的君子,突然被臉頰上那冰冷的觸感給嚇到,因而發出悲鳴。
その觸感は、ピーチジュースの缶だった。
這個觸感,是來自水蜜桃汁的罐子。
「ほい、奇遇だな!」
「唷,真巧!」
「何が奇遇よ!教室でお別れじゃない、どうしてここに。」
「巧個頭!不是剛剛才在教室裡碰面而已,你現在怎麼會在這?」
「俺んちもこの方向だよ、ほらもってけ、大好きでしょ、サ〇トリーのピーチジュース。」
「我家也這方向齁。拿去,妳最愛的三〇利水蜜桃汁。」
「珍しいね、あたしの好みが知っている。」
「真稀罕耶,竟然知道我的喜好。」
「桃色とは似合うから。」
「桃子色跟妳很搭。」
「何よ、そんな理由で。」
「什麼嘛,別亂講。」
「まあまあ、早く持ってけ。」
「好啦好啦,快點拿去。」
「それじゃ、ありがたく貰うよ。」
「那我就滿懷感激地收下了。」
「べ、別に…」
「沒、沒什麼……」
君子は正人と並べて、通學路に歩いてる。
君子跟正人肩並著肩,走在通學道路上。
「ねえ、正人君は好きな人がいる?」
「那個,正人有喜歡的人嗎?」
「いるよ、うちのクラスの。」
「有啊,我們班上的。」
「本當?だれだれ?」
「真的假的?誰?」
「當ててみて。」
「猜猜看啊。」
「うちのクラスの…百合亜(ユリア)?」
「我們班的話……百合亞?」
「はずれ!ほら、つづけ。」
「錯了,再猜。」
「彩菜(アヤナ)?憐音(レイネ)?直美(スグミ)?酉帆(トリホ)?千雪(チユキ)?」
「彩菜?憐音?直美?酉帆?千雪?」
「違う違う、あんなブスたちが誰が好きよ!」
「都不是,誰喜歡那些醜八怪!」
「失禮ね、彩菜たちに謝って。」
「話不能這麼說吧!快向彩菜她們道歉!」
「ちぃ、悪かったよ…でも本當に違ってば。」
「呿,對不起咩,但就猜錯了啊。」
「ならば、光莉(ヒカリ)ちゃん?」
「那麼,光莉醬?」
「殘念だけど違う。ほら、そんなに難しくねえよ。」
「很遺憾還是錯了。沒有那麼難齁。」
「でもクラスの女の子全員は…もしかして!?」
「可是班上的女生全都……難道說!?」
「言ってみて。」
「說說看。」
「そ、そんな…」
「怎、怎麼這樣……」
君子は、その答えは「自分」と気づいて、頬が赤くなっていく。
君子查覺到答案是「自己」後,臉頰便逐漸泛紅。
「男の名前はまだ言えないだろう。」
「妳還沒猜男生的名字啊。」
「はあ?」
「啥?」
ドキドキ最中で、正人の発言は君子に大きなショックを與える。
心跳加速到一半,正人的發眼直接潑了君子一盆冷水。
「あんた、男が好きか…想像しできなかった…」
「你啊,竟然是同性戀……真想不到……」
「悪い?」
「不行喔?」
「いえ、すみません。男なら、喜彥(キヒコ)?似合ってると思うわ。」
「沒有,抱歉。男生的話,喜彥嗎?我覺得跟你很合。」
「喜彥か…悪くねえが違う。でも近いんだ。」
「喜彥啊……他人不錯可是不是他。但很接近了。」
君子はそのまま、クラスの男の子の名前は全部呼んだが、全員外れた。
於是君子就這樣把班上所以男生的名字都唱了一次,但當然,全都不是。
「馬鹿にしないで!私を馬鹿にするのは楽しいの?何がクラスの人よ?全員外れて何なの!」
「別開玩笑了!把我當傻子耍很有趣嗎?什麼叫我們班上的人?全都不是是鬧哪齣?」
「おい落ち著け。あと…」
「冷靜點,還有……」
「もう嫌よ!あんたなんか大嫌い!」
「不猜了!我討厭你!」
「違う、違うんだ!どうしてその名を言えねえよ?知ってるはずだろう。」
「不、不是這樣的!妳為什麼就不願意說出那名字?妳應該知道的。」
「知らない知らない知らない!もう帰る!」
「不知道不知道不知道!我要回家了!」
「君子!」
「君子!」
正人は、後ろから振り返った君子を抱いた。きつくて亂暴ではなく、軽くて優し抱いた。
正人從後面把轉過身去的君子一把抱住。不是粗魯地抱,而是溫柔地抱。
「正解は君子、あなただよ。」
「正確答案是君子,是妳。」
「笑えないよ…こんなの。」
「這玩笑一點都不好笑。」
「すまない、すまなかった…でも、本當だ。」
「對不起,真的對不起……但這是真的。」
「いいえ、あたしこそ…その、お気持ちが気付かなかったって、ごめんなさい。」
「哪裡,我才該對不起……那個,沒能察覺你的心情,是我不好。」
…
……
「あたし、帰るわ。」
「我要回去了。」
「じゃ、俺送れて…」
「那我送妳……」
「いいの、自分で帰るんです。ピーチジュース、ありがとう、美味しかった。」
「不用了,我自己會回去。謝謝你的水蜜桃汁,很好喝。」
「やめてよ、そんな言い方。俺苦手だよ。」
「別這麼說,我對這個不擅長。」
「あら、正人君も照れれるんだ、これは大事件ですね。」
「哎呀,正人也會害羞啊,這可是大新聞!」
「勘弁してくれよ…」
「饒了我吧。」
「可愛い…また明日、正人君。」
「真可愛。明天見。」
「ん、また明日。」
「嗯,明天見。」
君子は離れてた。正人はそのまま見送って…
君子離開了,然後正人就這麼目送著她。
「君子さん!」
「君子!」
「はい?」
「怎麼了?」
「お好きな人はいるか?」
「妳有喜歡的人嗎?」
「いるって決まりじゃん!」
「當然有啊!」
「誰?」
「是誰?」
「うちのクラスの、それ以上は內緒だよ!」
「我們班上的,但不能透漏更多了!」
「ずるっ!」
「哎,狡猾!」
「いつか話していこう、その時まで待ててね。」
「到時候再跟你說啦,在那之前先等著吧。」
【後記】
之前偶然看到「正人君子」這個成語,
原本只是再平常不過的成語,
但那一瞬間敝人不知道為什麼就把這成語給拆成「正人」跟「君子」兩部分,
然後這兩個又剛好是日文中的男生跟女生名字,
然後就覺得他們應該是一對情侶,
於是就跑出這篇了。
標題的話應該是類似「正人與君子」這種風格,
不過既然源頭是「正人君子」這成語,
那就用《正人君子》作標題了。
外文標題的話因為沒有雙關語可以用,
自然就直接定作「Masato And Kimiko」,
日文的話就是「マサトとキミコ」,
然後簡稱《マサ?キミ》。
為什麼要用日文寫作呢?
單純覺得潮,
順便當練習。
別看敝人這樣敝人可是N1合格的,
但合格卻又不敢寫說真的對不起這張證書呢,
所以果然還是要找機會多練練啊。