【11話】
NO.001
太陽の頂
黃金の海に囲まれた、大小の剣の山が亂立した世界。
雲海の上に、いくつもの山の頂いただきが見えている。
事実上、聖杯戦爭における決戦の場。
ここではムーンマイル?ラダーは降りてこない。
もう『上がる階層』はないからだ。
ひときわ高い山の頂に神殿跡があり、
そこがマスター同士の決戦場となっていた。
この決戦場で勝利したマスターは、
自動的にムーンセル中樞のある『熾天の檻』に招かれる。
……『熾天の檻』から落とされた岸波白野の最期の土地。
NO.001
太陽之頂
被黃金之海所包圍,大小劍山林立的世界。
在雲海之上,可以窺見數個山之頂顛,其實那是聖杯戰爭的決戰場所。
在這裡,Moon Mile Ladder將不會再降下,因為已經沒有可以再往上的樓層。
在最高聳的山頂上有著神殿的遺跡,那是Master們的決戰場。
在決戰場盛初的Master將會自動被召去Mooncell的中樞區域「熾天之檻」。
……這裡是從「熾天之檻」墜落下來的岸波白野,迎接末路的土地。
NO.002
転輪する勝利の剣
白銀のセイバー、ガウェインの寶具。
聖剣エクスカリバーの姉妹剣。
その柄に人工太陽を宿す炎の聖剣。
純粋な破壊力であれば聖杯戦爭の中でもトップランクの寶具。
レオの膨大な魔力供給と強化術式により、その威力は更に向上する。
真名開放による一撃はセイヴァー?覚者の
『天輪聖王、七つの武具』と拮抗、これを上回る。
岸浪ハクノとセイバーを
第7階層から辺獄まで貫き落としたのがその証左。
NO.002
轉輪勝利之剣
白銀的Saber,高文的寶具,聖劍Excalibur的姐妹劍。
劍柄寄宿了人工太陽的火炎聖劍。
以純粹破壞力而言,在聖杯戰爭之中屬於頂級(TopRank)的寶具。
藉由雷歐的龐大魔力供給和強化術式,其威力會更加提升。
真名解放的一擊可以與Saver覺者的「天輪聖王 七武具」抗衡,甚至凌駕其上。
將岸浪白野和Saber從第7層擊墜至邊獄,便是其威力的佐證。
備註:Excalibur Gallatin在設定上可以延伸劍刃,進行廣範圍的橫掃,不論真名解放或通常戰都是強勁的聖劍。
根據作者解說,在本次Last Encore裡罕見地使用了「集束」型態來解放,將原本擴散的能量收束一點,也就是將岸浪與Saber擊墜的一劍。但這種型態屬聖劍原本的機能,或是要配合來自雷歐的支援,就不得而知了。
在地面的聖杯戰爭之中,Master能給予Servant的支援相當有限,可靠的輔助或強化大部分仰賴數量有限的令呪。
但是在電腦空間裡的月之聖杯戰爭不同,魔力供給的差異被彰顯、支援術式Code Cast的效力顯著,這些相異點使得月之聖杯戰爭裡Master的優秀程度,對於勝率變化會產生相當的影響力。
另外本集一大爭議在於聖劍被尼祿的攻擊燒斷,設定上Gallatin具有鋒利度不減的概念,鋒利度不會降低但是劍刃會折斷因此成了嘈點。不過換個角度看,能延伸初光刃這個機能,倒是有確保劍身不管變怎麼樣都不會影響到斬擊。
順便一提,蘭斯洛特的寶具「無毀湖光」,才是設定上記載有不會毀損的特性。
NO.003
攻性防壁ファイヤーウォール
月の聖杯戦爭で敗れたマスターが灼かれる防壁。
マスターの命を奪うのは敵マスターではなく、
不要になった敗者を処理するSE.RA.PHの、
ひいてはムーンセルの敷いたルールそのものである。
NO.003
攻性防壁Fire Wall
灼燒月之聖杯戰爭裡戰敗Master的防護牆。
會奪取Master性命的事物,其實並非敵對Master,SE.RA.PH會將不再需要的失敗者處理掉。
這是往昔Mooncell所訂下的規則。
【12話】
NO.001
辺獄の底
予選會場のあった階層。
第1話において予選會場は消去され、今は何も無い空間が殘るのみ。
セイバーが眠っていた辺獄の薔薇園のみがかろうじて殘されている。
暗い闇の中、切り取られた空を目指してふたりは歩く。
そびえる天を睨む。
喝采は失われ、
繁栄は虛偽に落ち、
多くの願いは砕け散った。
それでも―――その辺獄に、光は射した。
NO.001
邊獄之底
預選會場的樓層。
由於第1話時預選會場被消除了,現在是個什麼都不剩的空間。
不過Saber當初沉眠的薔薇園遺留了下來。
在深邃的黑暗之中,兩人以抬頭所見的天空為目標前進。
窺視高聳的天空,已經失去了喝采,繁華也凋零為虛假,眾多的願望粉碎。
即使如此,在邊獄裡還是有陽光照耀著。
NO.002
オーバーカウント1999
トワイスが語った謎の言葉。
決定的な資源枯渇、人類の衰退の始まりの時期。
その原因は不明とされる。
人類では食いつぶせない筈の地球の資源は枯渇し、
世界から生命が生きていく為の力は失われた。
地球はその魂とも言える核を傷つけられた、と彼は語るが……
NO.002o
Over Count 1999
德懷斯所說的謎之話語。
這是決定性的資源枯竭、人類開始衰退的時期。
至於原因則是被視為不明。
對人類來說應該不會蠶食殆盡的地球資源枯竭了,世界上的生命喪失了活下去的力量。
可說是地球之魂的核心受到了損傷,他如此說著……
NO.003
ガウェインの傷跡
1000年前の聖杯戦爭、第7回戦で受けた傷。
ガウェインの胸を抉り、霊核を破損させている。
レオとの対決時、千載一遇の好機に全てをこめて放たれた、
岸波白野とそのセイバーの生命の証。
本來、倒せる筈のない相手。
絶対の敗北の運命を覆した一撃を前に、
レオは自らの敗北を受け入れた。
「―――貴女に、この先の未來は無いとしても」
「貴女という生命の意義は、その一撃で完成した」
それは転じて、理想の王として作られながら
その理想そのものに疑問を抱いた、最後のレオの完成でもあった。
NO.003
高文的傷痕
在1000年前的聖杯戰爭,於第7回合戰時受到的傷害。
刨開高文的胸口,使他的靈核破損。
那是在與雷歐對決時,於千載難逢的好機會之中傾盡了一切的,岸波白野和她的Saber的生命之證。
原本,那會是不可能打倒的對手。
面對那足以顛覆必敗命運的一擊,雷歐接受了自己的戰敗。
「―――妳,就算沒有更之後的未來也仍打算」
「妳的生命意義,因為這一擊而完成了」
然而這番波折,也讓作為理想之而生卻又對其疑惑的雷歐,在最後完成了自己。
NO.004
栞
ありすとナーサリー?ライムが遺したもの。
劣化しているものの『永久機関?少女帝國』を発動させる。
栞は一度きりで散ってしまうものであり、
その使用と共に、
ナーサリー?ライムもその長かった物語を終え、
穏やかに本を閉じた。
NO.004
書籤
愛莉絲與童謠所遺留之物。
雖然劣化了但依然能發動「永久機關?少女帝國」。
這個書籤只要使用一次就會粉碎,
伴隨著使用,童謠那漫長的故事迎接了結局,安穩地闔上書本。
【LAST】
NO.001
熾天の檻
事象選択樹アンジェリカ?ケージ。
並行世界の運営まで観測?予測するムーンセルの心臓部。
並行世界りの在り方は巨大な樹を思わせる構造であり、
ある救世者が悟りを開いたのも菩提樹の木の下だったという。
空中に浮かぶ立方體こそがムーンセル中樞であり、
聖杯と呼ばれるもの。
本來なら聖杯戦爭に勝利したマスターは
無條件で中樞に誘導されるが、
トワイス?ピースマンによって中樞は閉ざされている。
NO.001
熾天之籠
事象選擇樹Angelica?Cage。
能夠經營並行世界,進行觀測、預測的Mooncell的心臟中樞。
並行世界的存在形式讓人聯想到巨樹的構造,
正好某位救世主也是在菩提樹之下開悟。
飄浮空中的立方體即是Mooncell的中樞,也被稱為聖杯。
原本,在聖杯戰爭裡取勝的Master會被無條件誘導進入中樞,
但是中樞卻被德懷斯?皮斯曼封閉了。
NO.002
天輪聖王
チャクラ?ヴァルティン。
トワイスのサーヴァント、セイヴァーの寶具。
セイヴァーは既にこの宇宙から立ち去ったが、
その寶具は今もトワイスの指示通りに活動している。
大輪と小輪とに分かれており、
大輪はSE.RA.PHを囲み、
破壊しようとしている直徑70kmのリング。
小輪は熾天の檻だけを囲む直徑7㎞のリング。
小輪はトワイスとムーンセル中樞への到達を阻む迎撃寶具であり、
武の王?転輪聖王が持つとされる七つの具足を模した
バンカーバスターを有する
NO.002
天輪聖王
Chakra Vartin。
德懷斯的Servant,Saver的寶具。
Saver已經離開了這個宇宙,但是寶具卻依舊遵從德懷斯的指示運作著。
寶具分為大輪和小輪兩個部分,
大輪是包圍著SE.RA.PH,打算將其破壞的直徑70km圓環。
小輪則是只包圍了熾天之籠,直徑7km的圓環。
小輪也是阻止他人抵達德懷斯和Mooncell中樞,而設置的迎擊寶具,
配備了效仿武之王?轉輪聖王七足具的Bunker Buster。
NO.003
マスター
聖杯戦爭のマスター。
サーヴァントと運命共同體であり、
彼らの力をもってその願いを葉えんとするもの。
生存競爭は醜く、殘酷で、憎しみを生み続ける。
その中でまだ前に進むものたちだけが勝ち殘り、
己の責任を全うしようとあがき続けた。
その輝きは1000年前に失われ、
また、この1000年で完全に消え去った。
もう聖杯戦爭が行われる事はなく、
それらはすべて過去の遺物である。
……だから、それは最後の殘響。
聖杯戦爭に贈られる名も無い喝采。
辺獄から第7階層までの戦いの末、
“誰でもない誰か”として誕生した命は
ひとりの人間マスターとして、
己が願いを獲得した。
NO.003
Master
聖杯戰爭的Master。
與Servant為命運共同體,他們要用自己的力量去實現願望。
生存競爭是醜陋又殘酷的,帶著仇恨繼續活下去。
在那之中,只有持續前進的人才能獲勝、留下來,
貫徹自己的責任並不斷掙扎下去。
那樣的光輝在1000年前喪失了,
又或者說,是在這1000年間完全消逝。
由於聖杯戰爭已經不會再進行,那些全成了過去的遺物。
……所以說,那是最後的殘響。
贈送給聖杯戰爭的無名喝采。
從邊獄直到第7樓層的戰鬥的最後,作為「並非任何人的某人」而誕生的生命,
以一位人類Master的身分獲得了自己的願望。