跪（ひざまず）いて見上げろ　紅い瞳
縺（もつ）れた舌で帝王と呼ぶがよい

曇りのない太陽は　苦しみ救ってはくれない
偽善とこの私なら　どちらが優(yōu)しいだろうな？
君が本當(dāng)に求めるもの　導(dǎo)いてあげよう平和へ

ひめやかに疼く傷が　求めている滴る血を
體の芯まで馴染む　うまし貢物なのだ
このDIOにまだ　勝利挑むなんて
男達(dá)どれほどまであさはかな輩だろう

跪（ひざまず）いて稱えよ　神の姿
かすれた喉で支配者と呼ぶがよい

生きる証　悶える肉の芽が
這って登って絶え絶えに　これこそ「友情」だろう
この俺の凍りついた心をとくのは
お前等の最期の一聲だろうな　ジョースター

穏やかな休息と　焼け付くような執(zhí)著と
世界（ワールド）の狹間に見る　優(yōu)しい天國の影
馨（かお）る血の味は恍惚　逃しはしないぞ絶頂

生きるということは、なあ　「恐怖」を打ち負(fù)かすこと
信じざるを得ぬ運(yùn)命　俺は恐れているのか？
絶えるときまで　愛乞うなんて
女達(dá)どれほどまで　愚かな生き物だろう

跪（ひざまず）いてへつらえ　夜の僕（しもべ）
乾いた喉で生きたいと乞うがよい

古代の教え　冷たい石仮面を
被りまとってこわごわと　それでも正気なら
黃金という汚物に塗（まみ）れた血統(tǒng)は
この手で滅しきるのがそう因縁

這い蹲（つくば）って求めよ　甘い言葉
悲痛な聲で救ってと頼んでみろ
跪（ひざまず）いて捧げよ　永久の忠誠
掠れた喉で帝王と呼ぶがよい

頂上の証　命のヒエラルキーに
たって上って悠々と　そうして勝利する
この俺の凍りついた心をとくのは
この世界の頂點(diǎn)に立つその夜だろう