作詞:shuriken
編曲:NSY
歌:茶太
光の中では見えないものが暗闇の中ではよく見える
雨 風 晴れ 寒さから 幸 不幸は すべて天の仕業
海流のような星座に人は 燃えるように 凍えるように
三度 願いを願う 一群の煌めき 五重星団
宙に浮かぶ夜汽車が闇を駈けたら
葉うまで見上げていて 軌道を 夜見の縁
ある人はまた悲しい傷を負うまま
沖に夜明けの兆しはないから 騒ぐ社
言葉には変わらぬ想いの音がしたという 瑠璃色の空には
願いを抱き 星屑絵 降りしきる奏
迎えの燈に渡る 星屑絵 濁流よ 吹雪け
やがて深い黒の間からの聲がと
信じていたいのならば話を続けよう
野の花を映した光は 瞬いたとされるだけの幻か
追えば消えて 星屑絵 砕け散る流星
呼気 かよわく伸びる 星屑絵 天體の赤目
それを何と見紛えた 寂しそうな偽星空
酔えや酔え 彼方に 星屑絵 遠い日 面影
舞い踴る蜃気樓 星屑絵 降りしきる美
終わりと始まりの季節に 噂ほど時は殘っていない
小雨を避け 木陰に宿れば 靜けさに出會えるのかもしれない
去りがけに ふと問いかけた「その願いに複製は利くのか」と
途切れ途切れに聞こえたのは 連動する溶鉱爐のうねり
光の中では見えないものが暗闇の中ではよく見える
いつかの景色に重ねたとして 戻れないのならば迷わないはず
もし望むなら 雑念は捨て 著陸前の僅かな隙間に
踏み出すと同時に瞬きを見て もう三度 願いを願うといい