「じゃあ、聞かせてあげるよ、みんなのうた。まずはね、君と同じ、自由を歌った、じゆうのうた?!?/font>
「那麼,就讓你聽(tīng)吧,大家的歌。首先呢,是跟你一樣,歌訟自由的,自由之歌?!?/font>
沈む舵輪のロンド[じゆうのうた]
沉沒(méi)舵輪的迴旋曲[自由之歌]
亜麻色の髪 優(yōu)美に靡かせ
その眼は鋭く爛々と輝く
亞麻色的髮絲 優(yōu)雅隨風(fēng)飄揚(yáng)
那雙銳利的眼眸正燦燦發(fā)光
泣く子も黙る大海賊
グレース.ボニー様が此処にいる
哭泣的孩子也會(huì)沉默的大海賊
葛瑞絲.邦妮大人在此
幾多の漢供を従え
沈めた船の數(shù)は星より多く
讓眾多男性服從
擊沉的船隻比星星還多
けれどけして人は殺めず
その訳は誰(shuí)も知らないという
但卻從不殺人滅口
理由無(wú)人知曉
水平の果てに注ぐ調(diào)べ 遠(yuǎn)い誰(shuí)かに唄っているのか――?
漂流至水平線盡頭的旋律 是唱給遠(yuǎn)方的某人的嗎ーー?
潮風(fēng)(かぜ)よ!お前は知っているか
縛られ生きるということの意味
海風(fēng)??!你知道嗎
被束縛著生存的感覺(jué)
運(yùn)命の車(chē)輪など
波に揺られる舵輪の如く
命運(yùn)的齒輪
就如同在海面搖晃的舵輪罷了
誰(shuí)かの言うなりになど
けしてなってなどやるものか
依照別人的指示什麼的
我決不會(huì)變成那樣
私こそ知っている
自由な価値を知っている
我才知曉
明白自由的價(jià)值
誰(shuí)もが口の端に上がらせる
グレース.ボニーは何者であるか?
葛瑞絲.邦妮是何方神聖
成為了大家的話(huà)題
その血その命その出自
広がる噂の花咲き亂れ
那血統(tǒng)那生涯那出身
廣泛流傳的謠言之花繽紛綻放
はたまたは何処ぞの小國(guó)の
政(まつりごと)に追われた姫君様の
生き別れの弟君を
今尚千里探しているのか
還是說(shuō)現(xiàn)在正在踏破千里尋找
某個(gè)小國(guó)內(nèi)
因政事離開(kāi) 生活在別處的
公主的弟弟呢
水平の果てに注ぐ調(diào)べ 遠(yuǎn)い誰(shuí)かに屆かせるためか――?
漂流至水平線盡頭的旋律 是為了傳達(dá)給遠(yuǎn)處的某人嗎ーー?
潮風(fēng)(かぜ)よ!お前は聞いていたか
人未満の運(yùn)命持つ意味
海風(fēng)??!你聽(tīng)到了嗎
持有未滿(mǎn)人的命運(yùn)的感覺(jué)
誰(shuí)の手に掛かろうと
この舵輪は回せない
即使受到他人迫害
這個(gè)舵輪也不會(huì)轉(zhuǎn)動(dòng)
ならば己のこの全て
価値(あたい)の無(wú)いものであろうか
那麼自己的這一切
全是沒(méi)有價(jià)值的東西嗎
私はけして忘れない
自由の価値を忘れない
我決不會(huì)忘記
不會(huì)忘記自由的價(jià)值
なあ あんたさ。なにを知りたいんだ?
こんな空っぽのあたしなんかね
自分の好きに生きて、好きに死ぬだけさ――そうさ。
吶,我說(shuō)你啊。究竟想知道什麼?
這如同空殼一般的我
就只是照自己喜好的生存、死亡而已啊ーー是啊。
あるとき人が噂したは
あの女海賊が海に消えたと
某天有人開(kāi)始傳言
那個(gè)女海賊從海上消失了
それに被せた男一人
對(duì)此有個(gè)男人開(kāi)口了
俺こそそれを見(jiàn)屆けたものと
他說(shuō)我才是見(jiàn)証一切的人
俺を誰(shuí)と見(jiàn)紛えたものか
聞いたことのない名を叫びながら
冒似是把我誤認(rèn)成別人
喊著從未聽(tīng)過(guò)的名字
海原に沈む俺の為
自らその身を投げやったのさ
為了沉入海裡的我
自己縱身而入了
あれに命を救われたが 救った方の行方は庸知れず――
雖然被那個(gè)拯救了性命 但救人者卻不知行蹤ーー
潮風(fēng)(かぜ)よ!お前も聞くがいい
私が叫ぶ自由の意味を
海風(fēng)?。∧阋步o我聽(tīng)好了
我所主張的自由的意義
己が持つ命なら
どう使おうとも勝手だろう?!
既然是自己所有的生命
怎麼使用都隨便我吧?!
沈め沈め舵輪よ沈め
望みの果てならこれでいい
沉沒(méi)吧沉沒(méi)吧舵輪呀沉下吧
若這是期望的結(jié)果的話(huà)這樣就好
たとい二度と浮かべぬとて
自由の価値は知ったのだ
即便無(wú)法再次浮出水面
但理解了自由的價(jià)值