煽ぐ仰ぐ空の彼方
陽炎の中へ沈む殿(あなた)
仰望天空的遠方
消失在陽炎中的貴族(你)
それよ見たであろう。
たしかならぬものどもよ。
いつしかその生(うま)れをそのモノの血を穢したものよ。
你們有看到那個吧
不可靠的人們啊
不知何時你們的出生讓那東西的血染上污穢
舊き神の幻想(おもい)に縋(すが)り 相爭いながら
その幻想(おもい)ごと 焼(く)べられよ 諸共に焚(や)かれよ
依靠舊神的幻想(思想) 互相競爭
連同那份幻想 都化作柴薪 一同燃燒殆盡吧
流される血が 灼灼(みかげ)と燃えるのなら
連なるこの身まで この腕よ灼(や)けているか
若流過的血 也會與那身影一同焚燒的話
那麼連同此身也一併燃燒 這隻手臂是否在燃燒著呢
この震え。この痺れ。何を恐れる。
這份顫抖。這份麻木。在恐懼著什麼。
覗く覗く地の暗闇
幾夜の果てへ旅立つ軀(むくろ)
窺視觀望地上的黑暗
踏步前往多個夜晚的盡頭之殘骸
なにも見ぬであろう。
たしかならぬものどもよ。
その曇った眼(まなこ)をくすんだ想いを報いて眠れ。
你們什麼都看不到吧
不可靠的人們啊
用那不安的眼神報告沒價值的想法後沉睡吧
新たなる神の袂(たもと)に われの斯く在るは
いつか來る日は それ照らす炎 薪(たきぎ)となれ
我會像這樣位於新神之側
是為了有朝一日能化為照亮一切的火炎的柴薪
墮(お)とさるる血が 絶えて消(き)ゆる定めなら
それもまた佳(よ)かろう この心(こころ)燃(も)えていれば
人們流下的血 能夠從此消失殆盡的話
這樣的話也好 就讓這顆心持續燃燒吧
長き夢。消える夢。われは恐れぬ。
長久的夢。消失的夢。我無所畏懼。
われら神の末裔なるものたちにて 終ぞそれの影のみをただ追うなり
ならばわれは彼のモノである身を忘れ 遠く遠く遙けく旅立つなり
對我等而言 身為神之末裔 終究只能追尋殘影
既然如此 我便遺忘這身份 起身前往遙遙遠方